SUBARU

SUPER GT最終戦SUBARU BRZ GT300は
シリーズ参戦13年目にして、
念願のシリーズチャンピオンを獲得しました。

このページでは、
BRZ SUPER GTの歴史を
2015シーズンより振り返ります。

2015

 11月15日(日)、ツインリンクもてぎでSUPER GT第8戦「MOTEGI GT250km RACE」の決勝が行われ、予選7番手からスタートしたSUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は、11位で完走を果たしました。タイヤの選択が非常に難しく、サーキットの特性や天候、気温にも左右されるため、ベストな選択をしたと思っても、裏目に出ることもあります。
 ファンの皆さんに満足していただけるレースをするというミッションを果たすことが重要だと改めて感じるレースでした。

2016

 SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は、11月13日(日)にツインリンクもてぎで行われたSUPER GT第8戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」で13位完走、2016年のSUPER GTシリーズをチームランキング6位、ドライバーランキング6位で終了しました。
 マシンはタイヤ無交換でも走り切れる性能を持っているため、技術負けした印象がありました。
 しかし「ファンの皆様の応援のおかげで、シーズン中盤でいい流れができ、最後まで諦めずに走り続けることができた」と山内選手は語りました。

2017

 シーズン最終戦となるSUPER GT第8戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」の決勝が、11月12日(日)に開催されました。SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は、途中順位を3番手まで上げるものの、トラブルに起因するコースアウトにより、レース続行を諦めることとなりました。 問題再発を防ぐために何をするかが特に重要だと感じたシーズンでした。
 SUBARU BRZ GT300はドライバーランキング9位、チームランキング9位という結果でシーズンを終えることとなりました。

2018

 ツインリンクもてぎで行われた今季最終戦の決勝、SUPER GTシリーズ第8戦「MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL」でSUBARU BRZ GT300は6位でフィニッシュしました。 11月とは思えないほどの温かい日曜日、大観衆を集めて最終戦が行われました。GT300 クラスのシリーズランキング上位を目指すSUBARU BRZ GT300は、ここ数年、もてぎではポイントが獲得できていませんでしたが、不得意としていたコースでもポイントが獲得できたことが大きな収穫になりました。
 SUBARU BRZ GT300はドライバーランキング8位、チームランキング11位でシーズンを終えました。

2019

 今季最終戦となる第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」は、ツインリンクもてぎで行われ、SUBARU BRZ GT300は予選15位からスタートし、決勝を12位でフィニッシュしました。 気温20度、路面温度23度という過ごしやすい天候の中、大観衆を集めて最終戦が行われました。SUBARU BRZ GT300は出場29台中の15位という厳しい順位からのスタートとなりました。チームはタイヤ無交換作戦に挑戦することにし、開発の目標のひとつだった「タイヤのグリップ力を落とさず耐久性を上げるタイヤ開発」が進めらており、その成果を試すことになりました。レースタイムを落とさずタイヤ無交換実施という、今季の目標のひとつであった新タイヤが成果を出しました。
 SUBARU BRZ GT300はドライバーランキング18位、チームランキング13位で2019年シーズンを終えました。

2020

 SUPER GT今季最終戦となる「第8戦たかのこのホテルFUJI GT300kmレース」は富士スピードウェイにて行われ、SUBARU BRZ GT300は予選2位からスタート、決勝8位でフィニッシュしました。 気温8度、路面温度13度という低い気温で始まり、タイヤマネジメントが難しい状況でのレースとなりました。前日までの公式練習、予選では、BRZ GT300の調子は良く、低温でもタイムが出ていました。しかし本番では途中でタイヤがグリップしなくなり、ギャップは広がっていきました。
 来季に向けてタイヤも含め、更に強いBRZを目指したいと感じるシーズンでした。
 SUBARU BRZ GT300はドライバーランキング5位、チームランキング6位で2020年シーズンを終えました。

2021

 11月28日(日)SUPER GTシリーズの今季最終戦となる「FUJIMAKI GROUP FUJI GT300km RACE」で、コースレコードを記録しポールポジションからスタートしたSUBARU BRZ GT300は3位フィニッシュ、見事にシリーズチャンピオンを獲得しました。
 「新型車の投入年にチーム一丸となってチャンピオンが獲れてホッとしました。この最終戦では最後の最後まで気の抜けない展開でしたが、ドライバーの頑張りが素晴らしかったと感じました。」と小澤総監督は語りました。
 2009年にSUBARUレガシィB4 GT300でこのシリーズに参戦し、2012年からはSUBARU BRZ GT300を投入。そして、本年SUBARU BRZのフルモデルチェンジによって、レースカーも新型SUBARU BRZ GT300となっています。 2009年から足掛け13年、そこには様々なドラマがありました。近年は、特に予選で速さを見せられるようになり、さらに今年はどんなコースでもどんな条件でも良い結果を掴める強さを身につけてきました。その結果、ようやく念願のシリーズチャンピオンの栄冠を手にすることができました。
 SUBARU BRZ GT300はドライバーランキング1位、チームランキング1位でSUPER GT 2021年シーズンを終えました。コロナ禍でのシーズンとなりましたが、1年間の応援、誠にありがとうございました。また、ディフェンディングチャンピオンとして迎える2022年シーズンも引き続き応援をよろしくお願い致します。